REDBACK
Cloros(人物名)ファミリーが経営するオーストラリアのシューズカンパニー。軽量であり、動きやすさを兼ね備えた作業用ブーツの製造を主に、オーストラリア軍のブーツOEMも請け負っています。全ての工程をオーストラリアでの一貫製造。素材はフルグレインレザーを使用し、素材、履き心地、現場作業においての安全性を考え抜いて作り続ける、こだわり抜かれたクラフトマンシップを感じられるブーツブランドです。
お馴染みとなっております、REDBACKのサイズリストック分が入荷しました。こちらのBlogになってからは初めてのご紹介となります当ブランド。せっかくなのでREDBACKの歴史を少し掘り下げたいと思います。
非常に長々としたヒストリーの語りとなりましたが、当店もREDBACK BOOTSの販売をし続けて約4年半程経過し、多くの方にお喜び頂けています。より一層、REDBACKの興味を抱いて頂けるように本家のHISTORYページの翻訳をしてみました。ご興味ある方は是非お付き合いくださいませ。
REDBACKの始まりは100年前にまでさかのぼり、1920年代初頭にギリシャ在住であった漁師でありブーツ職人でもあったStanley、Bill、John Clorosの3名が新天地を求めこの地を離れたことから始まります。
オーストラリア大陸に到着した後、持ち前の技術生かすため、端切れの革を使って靴やブーツを制作し、マーケットで週に数足販売をしていました。
その地道な努力が功を奏し、1927年には、シドニーのコモンウェルス・ストリートに「ビクター・ブーツ・カンパニー」を設立し、本格的なシューズビジネスをスタートします。
1930年代に入り、彼らの伝統的な技術とモノづくりの情熱は、世界恐慌の最中でも企業を成長させました。
様々な商品を開発していく最中、後にチェルシーブーツとして知られる、オーストラリアの伝統ワークブーツの生産を手掛けるようになります。そして第二次世界大戦時、ワークブーツメーカーであったREDBACKは、オーストラリア軍のミリタリーブーツの生産を請け負うようになります。
そして終戦後の50年代、創業者であるBill Clorosはビクターブーツカンパニーの経営を息子たちに引き継ぎました。
経営権が移った後も、Victor Boots Companyが手掛けたチェルシーワークブーツはワークウェアの域を超え、イギリスはロンドンのキングスロードからシドニーのキングスクロスまで、多くのロックバンドや裕福なトレンドセッターに愛用されその名が広まるようになります。
そして70~80年、多くのオーストラリアのフットウェアメーカーがアジア生産に拠点を移す中で、オーナーであるジョージは、オーストラリア製を貫き、耐久性と品質の高いワークブーツメーカーという立ち位置を維持することを決意しました。1987年、North Queensland Boot Co-operativeを買収し、オーストラリア製造の技術を引き継ぎながらも高品質なブーツを大量生産する体制を築き上げます。
そして1989年、REDBACK社と提携し、ここで現REDBACK BOOTS COMPANYの体制が整えられます。
Victor Boots Company が社名を変えてREDBACKになったのではなく、REDBACKとの共同経営のような形で生まれたブーツブランドなのです。
1996年にはシドニーのウォータールーにあるボタニーロードの広大な工場へ移転し、生産能力を年間65万足まで拡大しました。この大規模な変革により大きな成果を上げたREDBACKは、その勢いを落とすことなくオーストラリアの消防隊、警察、緊急サービス、製鉄会社、そしてオーストラリア国防軍へ、現在も供給し続けている屈指のブーツメーカーとなったのです。
お読みいただけた皆さん、お疲れさまでした笑
末尾の文面は翻訳していた僕もびっくりしたのですが、元祖たるVICTOR Boots がREDBACKという元々あった企業との提携によって生まれたブランドというのは初見の情報でして…。しかしながら提携前のREDBACKがどんなメーカーであるのか、というのは未だ調査中です。
重要な項目のはずなのに載ってないんですよね…不思議なブランドです笑
さて、そんな予備知識を踏まえまして満を持してご紹介させていただきます、サイドゴアブーツ。是非ご一読ください。
まずはダークブラウンカラーのモデル"UBOK"。今回もメンズサイズだけでなくレディースサイズのリストックも叶っております。
REDBACKに採用されているレザーは、2.4mm〜2.6mmの厚さを誇るフルグレインカーフレザーを採用。
耐久性に優れたレザーは通常の作業用ブーツよりも柔らかく仕上がっており、コンビネーションなめしと言われるクロムなめしと油性タンニンなめしの両方を施しています。
硬化の経年劣化を防ぎ強力な防水性能を備えながらも、レザーそのものの経年変化をお楽しみ頂ける両性質を備えた非常に堅牢な仕上がりです。
サイドゴアならではの履き口のラバーディテールは、光沢感があり、長年の仕様でもへたれにくいラバーファブリックが採用されています。リペアしやすい箇所のため、シューズケアの店舗にてメンテナンスも容易に行っていただけます。
スニーカーのような履き心地を誇るエアクッションソールは、TPU(熱可塑性ポリウレタン)ソール、PU(ポリウレタン)ミッドソール、そして衝撃吸収ミッドソールの3層にもなる強化ヒールで構成され、全方向加重への耐久性と、レザーブーツとは思わせない柔らかい履き心地を提供します。
構造を見てみるとこんな感じに。レザードレスシューズとは大きく異なるワークブーツならではの仕上がりですが、この3層構造によって生み出される履き心地は履いたお客様の皆様からも絶賛いただけるクオリティでした。ご興味いただけたらばお試ししてほしい逸品です。
クラシックなオールラウンドタイプである本モデルは、フルグレインレザーの柔らかさと、ソールのエアクッションによるワークブーツながらも極上の履き心地とパフォーマンスを備えます。
安全靴として設計されているため、つま先内側にはカーボン樹脂のガードが接着されています。
そして多くのサイズが欠品しておりました、
人気のブラックカラー、UBBKもサイズリストックしております、
ダークブラウンのUBOKと比べるとドレスアップした印象にまとまったコンビカラー。UBOKはUSアイテムやカジュアルな装いに最適ですが、こちらはブラックでまとめたスタイリングにもマッチングしてくれるカラーデザインです。
トゥ周りやアウトソールはもちろん同型。しかしながら使い込んでいくと色の風合いはブラックはそのままですがUBOKはお手入れをしないままでいくとブラウンカラーに色落ちしていきます。
そして肝心の防水性能につきまして、動画を撮っておりますので是非ご参考ください。
レザーアッパーですがラバーブーツのように完全に水をはじきます。雨の日だけでなく最近に悩まされる雪の日にも、レジャーシーンからキャンプなど様々なシーンでお使い頂けるマルチウェア。
オーストラリアの伝統技術が光るブーツアイテムを是非お楽しみください。
お支払いは、VISA, MaterCard, Amex, JCB, Diners, Discover各社がご利用頂けます。
オンラインストアではコンビニ決済、キャッシュレス決済(PayPay、LinePay、メルPAY)、銀行振り込み、PAYPAYよりお選びいただけます。
※店舗及び商品のお問い合せは常時ご対応させて頂きます。下記よりご連絡ください。
Mail:onkochishin.jp@gmail.com
Tel:043-355-5006
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