Vontage Rohan Collection
1972年にスコットランドにてポール・ハウクロフトと、その妻であるサラによって設立されたマウンテンブランド。
ヨークシャー州の小さな家から、創業資本資本金わずか70ポンド（当時レートで6万円程）でスタートしたRohanは、、最初の製品は速乾性のある登山用のサロペットだったそうです。
1978年に、オーストリアの登山家ピーター・ハベル（Peter Habeler）がエベレスト山頂に登った際にRohanを着用していたことでブランドの知名度は向上、一時の地位を築きましたが、その後の経営がうまくいかず1988年からClarksが運営権を所有してます。2016年、Rohan Designs Ltdは、H. Young Holdingsによって買収され、現在もマウンテンギアを販売しています。
 
Rohanのマウンテンパーカモデル”Grand Tour Jacket”。表地と裏地共に、ポリエステル100%による柔らかく滑らかな肌触りに加え、洗濯でのメンテナンスも簡易的に行える手軽なアウタージャケット。
 
フード部分はスナップボタンによる脱着が可能なフレキシブルな仕様に。フード付きのマウンテンパーカとしても、襟付きのジャケットとしてもシーンによって変えることが出来るコンバーチブルデザイン。
 
左胸部分にはサイドからのアクセスとなるファスナーポケット、両側のメインポケットは、フラップ部分にファスナーが付いた浸水防止機構。止水ジップが発案される前時代のアイデアが映える珍しいデザインです。マウンテンギアらしい機能性を備えたディティールが光ります。
また右胸裏部分にはファスナー式の裏地ポケットが備わり充実した収納力を誇ります。
 
ファスナーはドイツのOPTI社ZIPを採用した滑りのよいファスナー機構と、肌触りの良いマットな質感のスナップボタンは日本のカネエム社を採用。細部にわたって確かな作り込みが伺える実用性、デザイン性、機能性が組み込まれたマウンテンジャケットです。
 
169cm 58kgのスタッフ（普段メンズのSサイズ着用）でスウェットやパーカの上から着用して肩が落ちる、2サイズ大きく感じられるサイズ感です。175cm～の方に推奨です。
 
左袖口のスナップボタンが元々から欠品状態となっておりましたが、着用に支障はなくお使い頂けます。（スナップが外れた形跡がないため成形時からと思われます。）
 
Blogでも紹介しております。(スタイリングもご覧いただけます。)