Pendleton
19世紀半ば、英国生まれのThomas Kayは新天地開拓としてオレゴン州を訪れます。英国伝統の毛織物の熟練職人であった彼は、その地の温暖な気候、豊富な水、広大な草原がイギリスの牧羊地帯と酷似した気候風土を持った土地であることを悟り、その地にPendletonを設立しました。 ペンドルトンを象徴するインディアン柄も、この地のネイティブ・アメリカンとの交流の中で生まれたものでした。当時ペンドルトンの毛布や膝掛けは日常品としてばかりでなく、ネイティブ・アメリカンと開拓者のバーター交易の価値基準、すなわち貨幣のような役割を担っていたそうです。
 
ピュアヴァージンウール100%を仕様した、ノーカラーのVネックカーディガン。
襟元のVゾーンのパイピングのように見える部分は、切りっぱなしの端部分を丸めさせほつれないように施している手の込んだ作り込みが伺える1枚。
 
長めに取られた袖リブは、折り返すことでフィット感を上げ、保温性をより高められる仕様です。柔らかい印象を与えてくれるオフホワイトカラーで、真白が不得意な方にもお勧めな1着です。
ウールながらも厚過ぎず軽い仕上がりのため、夏場以外の3シーズンでお使い頂けます。
 
全体的なコンディションも良く綺麗なお品です。