Mackintosh
1823年、二枚張りの生地の間に溶かしたゴムを挟み込み圧着させ、堅牢かつ撥水性に富んだゴム引き素材”マッキントッシュクロス”が生み出されました。発明者は、チャールズ・マッキントッシュとトーマス・ハンコック。両名によって世に生まれた画期的なこの素材は、瞬く間にイギリス全土に知れ渡り、軍のコートから鉄道員の公用着としても広く使われるようになります。ブランドは1830年にチャールズ・マッキントッシュの名を掲げ、今ではイギリスを代表するブランドの一つとまでなりました。エルメスのコート生産も請け負っていることなど、そのブランド力はイギリスから全世界へ知れ渡っています。
 
Church's
1873年、靴作りの町ノーサンプトンにて創業。正統派の英国靴として不動の地位を確立し、各国の著名人を筆頭に多くの人々に愛され続けています。チャーチのウェルトシューズはグッドイヤー・ウェルト製法により、250にもおよぶ工程を経て作られています。
 
MackintoshとChurch'sによるWネームからのナイロンステンカラーコート。

ドレス感の漂う小振りな襟形と、比翼仕立てによるフラットな表情に仕上がったミニマルな一着です。
マッキントッシュならではのクラシックな装いとモダンなアプローチを備えた細身でシャープな印象のシルエットは、どちらのブランドのイメージも感じさせない意外性に富んだデザインです。

襟周りには細部に渡って様々な機能が備わっており、トップボタン上部にはチンストのように留め風防を兼ねたスタンドカラー仕様、またフードの脱着が出来るベルクロが備わります。
フード部分はコートを折りたたむことでパッカブルにして携帯出来るフレキシブルな仕様となり、ナイロン生地を活かしての防水、温度調整を兼ねた持ち運びにも適した逸品。

動きやすさとシルエットの調整ができるよう、後ろ身頃はボタンの留め外しで調節できるセンターベンツが備わります。ウエストベルトで腰回りを細めに納めることで綺麗なＡラインも演出します。

マッキントッシュともチャーチとも感じさせない、意外性を伴った珍しいコートアイテムをお楽しみください。
 
181cm 68kg （通常M~Lサイズ着用）にて、アウターとしてタイトにもなり過ぎず程よいサイズ感にて着用出来ます。
 
Blogでも紹介しております。（スタイリングもご覧頂けます。）