1940年代にイギリス軍の士官・将校が植民地下であった各国の現地テーラーにオーダーメイドで制作させたKhaki Drill Double Belt Shorts。当時イギリスの植民地諸国で生産されたミリタリーウェアは"Theatre Made"、”Local Made"とも呼ばれています。
 
特徴的なウエストのダブルベルトデザインは1941 patternとも呼称されるデザインとされ、第二次世界大戦中、中東、極東、イタリアなどで英国軍に広く採用されました。
 
ウエストの内側に元の所有者である”Captain Brett”という表記があり（おそらく自身によるサインと思われます）、上記ブレット大尉が個人オーダーした一本。
 
ハイライズのウエスト仕様と、フロントはボタンフライです。フライボタンは多様な種類のボタンが取り付けられており、オリジナルボタンが取れてしまった部分を、オーナーであったブレット氏、またはセカンドオーナーが交換した見受けられ、このショーツ自体のストーリーを備え合わせます。
 
コンディションは小さい小穴などが見受けられますが、ヴィンテージウェアとして味わいのある雰囲気のため、着用に支障もなく趣としてもお楽しみ頂ける逸品です。
 
169cm 62kgのスタッフ（W30inch 80cmのパンツを着用）でウエストに非常にゆとりがあり、ベルトで締め上げて着用出来るサイズ感です。
 
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